| 春は、出逢いと別れの季節。 誰にとっても、新しい環境への最初の一歩は、なかなか緊張するものです。 まーぼーも、今日から幼稚園へ通うことになりました。 でも、ちょっぴり気乗りしないようです…。 | |
| まーぼー: | 「はぁ〜…。幼稚園、イヤやなぁ…。行きたないなぁ〜。」 |
| まーぼーママ: | 「まだそんなことゆうてんの?何回めやの、まーぼー。」 |
| まーぼー: | 「なぁ〜やっぱ、行かなあかん?なんか、ちょっとお腹イタイかもしれへん。。」 |
| まーぼーママ: | 「あ、そう。じゃあお母ちゃんが治したるさかい、みせてみ!」 |
| まーぼー: | 「…(こわっ)いやっ、大丈夫!もー治った!…うぅ、やっぱアカンか…。(>_<)」 |
| まーぼーの無駄な抵抗もむなしく、まーぼーママに連れられ、ついに幼稚園にやってきました。 | |
| まーぼーママ: | 「じゃあ、よろしくお願いいたします〜。まーぼー、おとなしぃエエ子にしときや。」 |
| まーぼー: | 「うん…。ばいばいき〜ん。」 |
| 幼稚園の入り口で、門にへばりつきながら、まーぼーママを見送るまーぼー。 あ…おかん、行ってまぅ〜…急に、つーんときて涙が出そうになった、そのとき。 「びぇぇぇぇぇ〜…。」 となりで、おもっきり地味な泣き声が(笑) | |
| こーへー君: | 「いややーおいていかんといて〜お父ちゃん〜!(T_T)」 |
| お父ちゃん: | 「そんなことゆうてもしゃーないやろ〜こーへー。お父ちゃん、忙しいねん。もうエエかげん観念せぇ。」 |
| こーへー君: | 「お父ちゃんのうそつき〜!ぼくをおいて、どっか飛ぶ気や〜!」 |
| お父ちゃん: | 「ドコへ飛ぶねん。あーもぅしゃあないなぁ〜。今晩、こーへーの好きなん作ったるから。ん?蕎麦か?ラーメンがええか?」 |
| こーへー君: | 「それは、お父ちゃんの好きなやつやん!ちゃうわ!ハンバーグがええの!!o(>_<)o」 |
| お父ちゃん: | 「あ〜じゃまくさいなぁ。まーええわ。帰って、手ごねしとくわ。」 |
| 忙しいんじゃないのかお父ちゃん。 というツッコミはさておき、そんな2人の様子を、 あっけにとられて見ていたまーぼー。 もじゃもじゃめがねのお父ちゃんが行ってしまったあとも、 ひつこくベソベソと泣いているこーへー君を見かねて、おもわず声をかけました。 | |
| まーぼー: | 「なぁ…もぅええかげん、泣きやみぃな?カッコ悪いで。」 |
| どの口がいう。(爆) | |
| こーへー君: | 「うぇ〜…お父ちゃん、ぜったい、そば粉こねてるわぁ…(T_T)」 |
| まーぼー: | 「…なに、ぶつくさゆーとんねん!おい、きーてんか?!」 |
| こーへー君: | 「あ…ごめん…グスッ。君、だれ?」 |
| まーぼー: | 「ぼく、たけだまさはる。…なぁ自分、ハナ出てんで…。」 |
| こーへー君: | 「花粉症やの〜(ち〜ん)…はぁ。あ、あの〜ぼく、のがみこうへいってゆうねん。」 |
| まーぼー: | 「ふぅん。なぁなぁ、こーへー、さっきのん、こーへーのお父ちゃん?」 |
| こーへー君: | 「うん、そうやけど。」 |
| まーぼー: | 「スゴイなぁ〜!」 |
| こーへー君: | 「そう?」 |
| まーぼー: | 「あのもじゃもじゃ、やきそばみたい!そばのせやん!!」 |
| こーへー君: | 「そっちかい!そばのせって…もぅ、蕎麦はいらんわぁ。(-_-;)」 |
| まーぼー: | 「??なぁ、やっぱアレ?ヅラ?」 |
| こどもはストレートである。 | |
| こーへー君: | 「いや、生やけど。」 |
| まーぼー: | 「ナマのせか…。(謎)ますますスゴイな。」 |
| こーへー君: | 「???なんのこっちゃ…。(汗)」 |
| こうして、意味不明な意思の疎通を果たしたまーぼーとこーへー君は、 よぉ分からんウチに、おたがいボケとツッコミの相方になっておりました。(笑) その夜。 | |
| お父ちゃん: | 「あー!やっぱ打ちたての蕎麦はサイコーやなぁ!なぁこーへー!」 |
| こーへー君: | 「…。(-_-#)」 |
| お父ちゃん: | 「ところで、どーや幼稚園?楽しかったやろ?友だちできたか?」 |
| こーへー君: | 「う〜ん…まぁまぁ…。友だちってゆーか…なんか、へんなやつにおうた。」 |
| お父ちゃん: | 「こーへーよりへんなやつは、なかなかおらんで。」 |
| こーへー君: | 「お父ちゃんにだけはいわれたくない。あんなぁ、まーぼーってゆうねんけど、お父ちゃんのもじゃもじゃ見て、やたら感動しとった。」 |
| お父ちゃん: | 「それは変やな。でも、なかなか見どころのあるやっちゃ。よっしゃ、こんどお父さんに紹介しなさい。」 |
| こーへー君: | 「なんか、ものすごイヤな感じやねんけど。ナニ紹介って…。」 |
| お父ちゃん: | 「うふふふ。」 |
| こーへー君: | 「マジで怖いから、お父ちゃん。あ〜なんかイヤな予感すんなぁ…。(汗)」 |
次の日。 | |
| まーぼー: | 「おはよーこーへー!あっ、もじゃ父ちゃんやっ!!」 |
| こーへー君: | 「おはよーまーぼー。もじゃ父ちゃんって…。」 |
| お父ちゃん: | 「お〜君が、まーぼーやなぁ?もじゃもじゃ好きの。」 |
| まーぼー: | 「ちょっとチガウ。でも、もじゃもじゃは見たい。」 |
| お父ちゃん: | 「さわってみたい?」 |
| まーぼー: | 「えっ。でもな〜…。(^^;)」 |
| お父ちゃん: | 「大丈夫や、噛まへんから。」 |
| こーへー君: | 「なんでやねん。」 |
| まーぼー: | 「うわ〜もじゃもじゃー♪びよーん♪びよーん♪」 |
| お父ちゃん: | 「メガネはとったらアカンで〜。鼻もとれてまうからな〜。」 |
| まーぼー: | 「うわっ!ホンマや!鼻とれた!!」 |
| お父ちゃん: | 「いや〜ん。かえして〜(鼻声)」 |
| こーへー君: | 「なにゆうとんねん!てゆか、パーティメガネやん!なんや、昨日あれからもそもそ仕込んどるなって思てたら、ソレかい!!ナニしてんねん、お父ちゃん…。」 |
| まーぼー: | 「あはははははは!!!!おもろー!こーへーのお父ちゃん、おもろいわ!!」 |
| お父ちゃん: | 「ん!なかなか、見込みあるやんか、まーぼー。」 |
| こーへー君: | 「なんの見込みや。(汗)」 |
| お父ちゃん: | 「ヨシ、じゃあとくべつに、こーへーも知らんもじゃもじゃのヒミツを教えたろ〜。聞きたい?」 |
| まーぼー: | 「聞きたーい!!(^0^)/」 |
| こーへー君: | 「なんやねん、もじゃもじゃのヒミツって…。(-_-;)」 |
| お父ちゃん: | 「実はナァ、ココだけのヒミツやで、お父ちゃんのもじゃもじゃはな…」 |
| まーぼー: | 「うんうん。」 |
| お父ちゃん: | 「宇宙から来た、ナゾの生きもんやねん。」 |
| まーぼー: | 「ええっ?!」 |
| こーへー君: | 「ウソやん?!」 |
| お父ちゃん: | 「ホンマ。名前は、ジェニファー。火星からやってきたぼくの古い友だちで、昔地球に来て、家探すあいだ、ちょっと頭のうえ乗しといてくれへんかってゆわれてん。ちょうど、もじゃもじゃに見えるし。」 |
| まーぼー: | 「なるほどぉ〜。合理的やなぁ。」 |
| こーへー君: | 「ドコが?!ふつーことわるやろ?!」 |
| お父ちゃん: | 「ところが、ある日ジェニファーと呑んだとき、日本は家賃高いねん、これからどないしよって相談されて…そんとき、お父ちゃんがゆうたんや。 『ぼくの頭のうえでよかったら、いつまでも乗ってたらエエがな…。』 それがきっかけで、めでたくぼくらは結ばれて、いまでは一心同体とゆうワケや。」 |
| まーぼー: | 「エエ話や…泣けるなぁ〜。」 |
| こーへー君: | 「ぜんぜん泣かれへん。おかしいで自分ら。ありえへんそんなん!」 |
| お父ちゃん: | 「いままで黙っとったけど、これはホンマの話やで。こーへーは知らんかもしれへんけど、たまに家んなかでもじゃもじゃだけがうろちょろしてるし。」 |
| こーへー君: | 「見たことないわそんなん!!」 |
| お父ちゃん: | 「ジェニファーは、ちょっと照れ屋でしかも夜行性やからなぁ。そやそや、寝てるこーへーの頭のうえで、よぉ羽のばしてはるわ〜。」 |
| こーへー君: | 「やめてぇやホンマに!!(>_<)いろんな意味でコワイわ!!」 |
| まーぼー: | 「あんま、見たない絵面やなぁ。」 |
| お父ちゃん: | 「まぁ、いきなりの衝撃告白でビックリすると思ったけど、こーへーも、おとなになったら分かるわ。まーぼー、こんな愉快なこーへー君ともじゃ父ちゃんやけど、これからも仲良ぅしたってな〜。」 |
| まーぼー: | 「うん!ホンマおもろかった!こっちこそ、よろしくな!ジェニファー!」 |
| こーへー君: | 「って、そっちかい!!(-_-#)」 |
………
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| こーへー君: | 「あ〜もぅ…今日は、なんかいつもより2倍ツッコミして疲れたわ。かなんわ、ホンマ…。(-_-;)」 |
| お父ちゃん: | 「…。」 |
| こーへー君: | 「まーぼーもお父ちゃんも、ノリよすぎや。アホかほんまに。なにがジェニファーやねん。あんなん、ウソに決まってる。」 |
| お父ちゃん: | 「…。」 |
| こーへー君: | 「またぼくをダマそうとしてるのん、見え見えやっちゅーねん。分かってるわそんなもん。」 |
| お父ちゃん: | 「…。」 |
| こーへー君: | 「…ふつーの、ただのもじゃもじゃやんか。なぁ、お父ちゃんもぅ寝たんか?」 |
| お父ちゃん: | 「………ぐーぐー。」 |
| こーへー君: | 「………(うそくさっ)もぅ、ぼくも寝るっ。おやすみっ!」 |
| お父ちゃん: | 「………。」 |
| こーへー君: | 「………。」 |
| お父ちゃん: | 「………。」 |
| こーへー君: | 「………。」 |
| お父ちゃん: | 「…………………もそ。」 |
| こーへー君: | 「!!」 |
| お父ちゃん: | 「…。」 |
| こーへー君: | 「……なにいまの…。いま、もそって…。」 |
| お父ちゃん: | 「…。」 |
| こーへー君: | 「………やっぱり…もーちょっとだけ、起きてよかな……。」 |
一夜明けて。 | |
| まーぼー: | 「こーへー?!どないしたん?死にそうやでなんか。」 |
| こーへー君: | 「あ…まーぼー……昨日……ジェニファーが……。」 |
| まーぼー: | 「ジェニファー?ナニソレ?」 |
| こーへー君: | 「…お父ちゃんのもじゃもじゃが…ぼくが、寝ようとしたら、もそってゆうねん…。」 |
| まーぼー: | 「意味分からん。」 |
| こーへー君: | 「おかげで、いっこも寝られへん…!!も〜イヤ!もじゃもじゃなんか!(>_<)」 |
| まーぼー: | 「…こーへー、大丈夫?」 |
| 一瞬本気で、大丈夫かなコイツと心配しながらも、 きっと、根はホンマにエエやつなんやろな〜と、内心思うまーぼーなのでした。(笑) | |
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…とゆーワケで、なんちゃって出遭い編(笑)です。
春なので、おもいっきり湧いてます。(爆) ちなみに、副題は「もじゃとの遭遇」(爆)さすがにどうよって気がしますが…。(汗) すいません。悪ノリし過ぎました。m(_ _;)m |